58番:ノラと皇女と野良猫ハート2
「ノラとと」でサブヒロインだったキャラクターがメインヒロインに昇格し，新ヒロインにアイリス，ノエルのルートを追加した続編で前作と同様にはちゃめちゃなストーリーが展開される。
プラットフォームはPlayStation®Vita / PlayStation®4 / Nintendo Switch 


共通シナリオから選択肢を選んで各ヒロインのルートに突入し、一度ルートに入ってしまえばエンディングまでは一本道でゲーム内の選択肢はショートストーリーの『ネコお考え』に関係するものが殆どで本編中に挿入される場合とおまけのExtra Storyでも回収できる。
おまけ内で【ピリ辛勇者ノブチ】を見ると【極寒皇女アイリス】のショートストーリー（全11話）が解放される。
どちらのショートストーリーもトロフィーとCGコンプリートに必須。

ヒロインの一人ノエルのシナリオはおまけのExtra Storyで個別に選択可能。
メインキャラクターの一人パトリシアの妹キャラユウラシアルートは短めの内容になっていて、他のヒロインと比較してもボリューム不足に感じる。
シナリオによっては本作のメインヒロインの一人アイリス自体が物語に関わってこない為，アンクライ皇国に関する事や彼女の本来の目的に関しては投げっぱなしの展開になる。
ここら辺は個別ルートではないので致し方ないかと思われるが，アイリスやノエルのシナリオで補完される要素が薄い為、追加シナリオとしては微妙さを感じ取れる。
ルート毎の特にキャラのぶっ飛び具合は前作の比ではないくらい。
各ヒロインのルートを攻略後、Extra Storyで前作ヒロインとのアフターストーリーが解放される。
劇中のBGM自体の種類は多くない、オープニングと挿入歌はとてもいいものが揃っているのでオススメ。音楽鑑賞モードは実装されているが本作の魅力でもあるオープニングムービーが鑑賞できないのは残念な仕様だと感じる。
ゲームクリアの難易度自体は簡単なため，独創的な設定やキャラクターに抵抗が無ければ最後までプレイできるゲームに仕上がっている、グラフィックはPS4版では高画質で美しくCGのクオリティも高い。

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